【表彰記念品に使用するアクリル・ガラスについて】
アクリルについて
素材の種類
WINで取り扱いしているアクリル素材は大きく2種類に分かれています。キャスト材と押出材の2種類があり製法が異なります。キャスト材は2枚のガラスの間にアクリル樹脂を注入して硬化させて製造します。押出材は粘土状になったアクリル樹脂をローラーで押し出して製造する方法です。
素材の特徴
キャスト材は比較的硬い材料ができるため彫刻に使用する場合はキャスト材を使用します。アクリル樹脂は熱に溶けやすく彫刻する際の熱で溶けてしまう場合があります。塩ビやアクリル押出材は非常に溶けやすく、彫刻には不向きです。主に押出材は製作コストがキャスト材に比べて安価で作成できるのが特徴で印刷などの加工には逆に押出材の方がインクの定着がよいのが特徴です。価格に惑わされず、特徴にあった材料を使用することが重要です。
アクリルの表彰記念品
アクリルを使用した表彰記念品として最も代表的なものはWINイージーオーダーのブランド「VenusAward【ヴィーナスアワード】」です。鮮やかなカラーアクリルを活かしたデザインとアクリル加工技術で革新的なアワードグッズを開発しています。またアクリルにレーザー彫刻やインクジェット印刷することで新しい表彰楯の形を提供しています。
ガラスについて
素材の特徴
光学ガラス(オプティカルガラス)とクリスタルガラス
光学ガラスは顕微鏡やカメラのレンズでも使用されている均質で歪みや泡などがなく透明度の高いガラスです。またクリスタルガラスも鉛の含有率により透明感と屈折率を高くしたガラスです。この透明感や屈折率によりトロフィーなどは表面のカットで美しい輝きをもちます。光学ガラスは鉛フリーの素材のため「ECOクリスタル」とも呼ばれます。
ガラス製の表彰記念品
トロフィーや表彰楯には用途によって多様なガラスを使用しています。WINイージーオーダーブランドDarwin【ダーウィン】シリーズは光学ガラスの中でも最高品質を誇る透明度を持つガラスを使用しています。その他WINイージーオーダーではサンドブラストやレーザー加工技術で加工できる光学ガラスやグリーンガラスを使用したトロフィー・表彰楯が多数あります。またボヘミアクリスタルのブランドBarski【バルスキー】、ガラスの芸術品【浅原千代治】をはじめとするアートセレクション、ウィンシールドなどにも鋳造ガラスを使用するなど、表彰品には欠かせない素材となっています。